ヒストリーオブヒップホップ / アラン・ライト

ヒップホップの教科書と言える。

今までヒップホップのことを分かっていたつもりだが、そうではなかった。内部の人間しか知らなかった情報まで公開されている。ヒップホップを極めたければ読んだほうがいと思う。

色々な著者が小説ごとに担当し、部分部分を細かに説明しており、まとめられたのがこの一冊だ。

そして、この本はサイズが大きくて、見た目がかっこいいので、部屋の本棚にさり気なく置いているとかっこよく思える。インテリアにも最適だ。

私はホームページを作る際にこの本をかなり参考にさせていただいた。

ヒップホップ・アメリカ / ネルソン・ジョウジ

バスケットボールやドラッグ、マイク・タイソンとヒップホップのつながりが鮮明に記載されている。

この本を読めばヒップホップはただの若者の流行ではなく、立派な文化であることがわかる。

また、ギャングスタ・ラップの真相や、ヒップホップとビジネスの関連性が記載されている。

ヒップホップを馬鹿にするやつらには、この本を是非見せてやりたい。そうすればヒップホップに対する考え方が変わるだろう。

NYヒップホップ・ドリーム / 伊藤弥住子

著者の伊藤弥住子さんは、84年にニューヨークに移住して、それからは、主にヒップホップのジャーナリストとして、ヒップホップアーティストの取材を行っている。

有名なラッパーにまる1日取材したことや、クラブへ行ったときのこと、ラッパーの事件のことなど、伊藤弥住子さんにしか発信できない情報が満載だ。まさにリアルヒップホップを感じることができる。

この本のよいところは、読みやすいということだ。小難しい言葉が、あまり使っていませんので、普通に読み物としても良いかと思う。ヒップホップファンならなおさらだ。

私はこの本を読んで、ヒップホップという文化をより近く感じることができたのではないかと思っている。ジャーナリストとして、いつもヒップホップの近くにいる伊藤弥住子がうらやましく思えた。おススメの一冊だ。